オンラインMMO『マビノギ』をモチーフとしたオリジナル小説【メインストリーム-Generation 0-】を中心に扱っております

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マビノギ-Generation 0- 第二章31 第五十話



          31


 間合いが狭まる。
 同時に前へでたライルとゼオードはほぼ同じタイミングでそれぞれに剣を振るった。

 剣撃音。
 瞬時にライルは重ね合わせた剣先を軽く振って揺さぶりをかける。
 ゼオードは剣をからめとられないように握りを強くしてこれを弾く。

 双方が一瞬だけ離れる。

 瞬間。

「氷結弾〈アイス・ボルト〉!」

 ライルが身を翻した隙間からリオンの氷結弾が放たれる。

「かァッ!」

 バックステップで受け止めるようにこれを切り払い、ゼオードは再び前へ。
 ライルは翻した身を遠心力として剣打。

 躱してゼオードは詠唱してあった魔法を解き放った。

「雷光弾〈ライトニング・ボルト〉!」

 狙いはリオン。
 だが。

「させっか――!」

 ライルが剣を雷光弾の軌道上に突き入れる。雷撃はライルの剣柄寸前までをほとばしり、その軌跡を大きくずらした。


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再び、ここから。

こんばんは、童子です。

はい、こうして記事を書くのもおよそ約半年ぶり(!)でしょうか。


去年の暮れに間に合わせのように更新したのを最後にぷっつりと、放置童子でした、が!



再開します。

ええ、一度始めたことですからね。……どの口がいってるんだって感じですが。↓

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マビノギ-Generation 0- 第二章30 第四十九話



          30


「バカ野郎が」

 と、リオンはもう一度言った。その瞳は呆れと怒り、そして苛立ちを含んでいる。みれば、叩きつけられた彼の拳は薄赤く染まっていた。

「リオン……なんで、おまえ――」

 ライルが口にした瞬間、ものすごい力で頭をうえから押さえつけられる。リオンの手だ。そのすぐうえを雷撃が迸る。

「うおっ」

「余所見してんじゃねぇ。アホ面さらしてなにが『リオン』だ。気安く呼ぶな、バカ野郎」

 リオンはあくまで瞳を正面に、雷光弾を放ったゼオードへと向けたまま淡々と言ってのけた。
 自然、ゼオードの目がリオンを捉える。

「小僧。なんだ貴様は」

「ひとさまを小僧呼ばわりするんじゃねえ、白頭」

 しろあたま。
 一瞬ゼオードが眉をはねあげたのをライルは見逃さなかった。

「……ソレはオレの獲物だ。貴様などに用はない。失せろ小僧」

「コゾウっていうなっつってんだろ。そんなに呼びたきゃゾウの子供にでも呼んでやれ。……ああ、言葉が通じないほど耄碌して白い頭になったのか? そんなだからライルに負けるんだよこの間抜け」

「ッ――貴様ァ!」

 触発。
 ゼオードは両手を重ね合わせて素早く詠唱した雷光弾を放ちながら突っ込んでくる。

「リオンっ……!」


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約、半年ぶりです。
永らくごぶさたしております、童子です。


そろそろ動きます。
近日中に何かしらのご報告ができればと思います。

――それでは、簡単ですが。

2011年 大晦日
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大晦日です、こんばんは。童子です。

今年は年明けてほどなく東日本大震災に端を発する災厄の年でしたね。


童子も東京近辺に住まう身として、少なくない影響をうけました。
いまだに小さな地震でさえも「またあのときのように……」と不安を覚えます。


そして本家『マビノギ』から遠ざかっていた童子にとっては『マビノギ英雄伝』という新しいMMOへの始まりの年でもありました。

何の奇縁か先行体験会にも参加して、クローズドΒ、オープンΒ、そして正式サービスの現在もぶんぶん稼動しています。


実生活のほうでも色々と変化が生じておりまして、このまま英雄伝をプレイし続けられるかは少し微妙なところではありますが、来年は厄のない良い年であるといいですね。


ブログのほうも相変わらずまったりペースではありますが、拙作小説ともどもどうぞ来年もよろしくお願いいたします。

本年はお世話になりました。

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それではみなさま、


良いお年を。
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