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小説の書き方 その9
寒くもなく、そして暑いわけでもない。
実に過ごしやすい季節ですね。冷え性な童子にようやく優しい気温になりました。

するとどうしたことでしょう。

近所で大掛かりな工事が始まりました。


とんてんかんてん。どりどりどりどり。ずざざざざ。

これが留守にしている平日ならばまだよいのですが、休日にもやるから困ったものです。

こんばんは、安息の日が恋しい童子です。
雨の日は工事がないから雨が好きになりそうです。


そういえばこのあいだ開口一番でこんなことを言われました。

「あのさー、他人がみた夢の話ほど聞いてて退屈なものはないよ」

ほほう、と童子は思いました。

なるほど。
いままで深く考えてはいませんでしたが、確かに誰かが「今日こんな夢みたよ~」などと話しかけてきても「へー」以上の感想はもてない気がします。

せいぜいメタな夢に対して突っ込みをいれるくらいでしょうか。

そこから話を膨らませるのはなかなか難しい気がします。
気の置けない友人レベルならそういうのも通じるのでしょうが、知り合い程度の相手だとなかなかきついですね。

そこでふと思いました。

……あれ、童子ってば先週ここで 夢の話したぞ

しまった。

ひょっとして読んだ人は退屈だったのだろうか。

いくら書くことがないからってあんなことを書いてよかったんだろうか。

過ぎてしまったこととはいえ、なんだか今更になって急に恥ずかしい気がしてきます。

どうしよう。

どうしよう。

あああああああああ~……、という夢を今日みました

はい、では恒例になってきました小説の書き方その9をはじめますよ~。

『型破り』。


みなさんはこの言葉をきいてどんな印象を持つでしょうか。


既存のありふれた定石にとどまらない前衛的な姿勢?

誰もが模倣する『型』という枠にとらわれない自由な発想?

結論からいいますと、どちらも違います
いえ、正しくは一般的な解釈に誤解がある、というべきでしょうか。

そうですね。
例えばキャラクターの台詞として使ってみましょう。

例)『な……なんという型破りな……!』

どうでしょう。
なんとなくですが、型破りって良いことに聞こえませんか?

とかく、世の中は一般的に『人とは違う価値観=特別』だと捉われがちです。

誰だって人生は自分が主人公ですからね、自分をその他大勢のなかの一人だと常に考えている人はそうそういないでしょう。

しかし小説を書くにあたっては、残念ながらここにも罠があるのです。


基本、しっかり出来ていますか?

小説という媒体は文字だけです。
それだけに、基本をしっかりと理解していなくてはいけません。

たとえばそれは、視点のタブー
一人称ではやってはいけない表現があります。
同様に三人称ではあってはならない書き方があります。


「これは自分流のこういう表現方法だからあえてこう書いたんだ。これでいいんだ」


文章作法を指摘された作者がこんなレスをつけているのをみたことがあります。

確かに言葉だけで『型破り』と聞くとどうにも良い意味でとりがちですが、これは大きな過ちです。

そんなのおかしいと思いますか?
世間ではきちんと製本されているにも関わらず、作法がおろそかな本があるじゃないかといいますか?

答えは簡単、それはプロの方だからです。

小説家、作家とよばれる方々だから許されるということではありません。
むしろそういう方々こそ、基本はこれ以上ないくらいにきっちりと理解されています。

そしてきちんと理解したうえで、その表現がどういった誤解、あるいは弱点をさらけだすのかということもきちんとわかったうえであえてそういう書き方をしているのです。

基本的なルールも知らずに、ただ「既存の型にはとらわれないぜ!」などという方は『型破り』ではありません。

残念ながらそれはただの『でたらめ』というのです。


物語の展開には『王道』という言葉があります。

ありがち。予想できる。退屈。と三拍子揃っていてもなぜ王道と呼ばれるのか。
それはたとえ飽きるほどやられているジャンルであっても、結局は大多数がそれを望む・好むからです。

ではなぜ小説に『基本』があるのか?

同じことです。
それこそが理解しやすい、読みやすいとされる作法だからです。


これは実はそんなに難しいことではありません。
小学校のときに書いた作文を思い出してみてください。

段落ごとに1マス下げる、タイトルは3マスあけてから書く。
これと同じことです。

とはいえ「そんなに型にはまってばかりではつまらない作品になってしまうじゃないか!」と思いますよね。
基本を守りながらも『自分テイスト』をだすにはどうすればいいか。

このあたりは次の『小説の書き方 その10』で語っていきたいと思いまーす!

では今日はこの辺で。雨ふれ童子でしたっ!

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